circular
production
循環型生産

限られた資源を有効活用

循環型生産を
目指して

TOPPANの工場で生じた損紙を原料にするため、TOPPANグループ内で循環、完結したワークフローとなっています。無駄を生じさせず、環境も配慮した現代のマッチしたサイクルです。

Work process

作業工程 -準備-

パッケージのビニールを剥がす写真
材料準備01

TOPPANの関連工場よりパッケージ(紙パック)の損紙を受け、それを材料として紙すきを行っている

材料準備02

絵柄の外面と、内面のフィルムをそれぞれ剥がして、中面の白地のパルプのみの状態にする。

材料準備03

剥がした紙を指定重量に計測して、シュレッターで細かくする。

作業工程 -撹拌かくはん-

バケツに入った紙の元を触ってる写真
撹拌かくはん作業01

細かくした材料(1.5kg)に、水(50ℓ)を加えて、撹拌かくはん機に約4時間半かける。

撹拌かくはん作業02

溶かした溶剤は写真のようになります。

撹拌かくはん作業03

溶かした材料を依頼品の分量に応じて小分けにする。

作業工程 -紙すきA-

木枠に入った余分な水分を落とす紙すき作業の写真
紙すき作業01

水槽に材料を投入する。

紙すき作業02

規定の回数を手で混ぜる。

紙すき作業03

木枠と網枠をセットして、定めた深さ(浅・中・深)で紙すきを行う。

作業工程 -紙すきB-

余分な水分をバキュームで吸い取る写真
紙すき作業04

適度に湿らせた布(不織布)を漉いた紙の中心に敷いていく。

紙すき作業05

バキューム(集塵機)を規定の回数往復させて、余分な水分を吸い取る。

紙すき作業06

貼り付けローラーで紙を漉き板に吸着させる。

作業工程 -仕上げ-

木から紙を剥がす写真
仕上げ作業01

漉き板をラックに並べて一晩乾燥させる。

仕上げ作業02

板から乾いた紙を剥がす。

仕上げ作業03

計測と検品をして、厚みの確認と良品の選別をする。

仕上げ作業04

主に手作業で加工し製品を作成して完成させる。

  • 商品制作

    漉いた紙を様々に商品化します。一点ずつの手作業と機械による加工とがあります。
    手漉き紙の風合いを生かすことをコンセプトに、実用品から装飾品まで幅広く市場に送り出しています。
    ※画像をクリック(タップ)すれば製品紹介のページに飛びます。