背景の画像。コーチがスタッフに作業の仕方をレクチャーしている場面
背景の画像。紙すき工房スタッフたちが作業している職場
様々な障がいをもつ仲間が協力して1枚の紙を作りあげています。ローテーションで各工程を経験し、スキルアップしています。
近年、障がいのある方を「貴重な労働力」として考える企業が増え、障がい者雇用促進法はその動きを後押しするような形で改正を経てきました。
障害者雇用促進法
事業主に対して、労働者の募集や採用の際に、障がいのある人と障がいのない人とは同じ機会を与えなければならないとしています。そのため、障がいがあることを理由に募集や採用の対象から外したり、不利な条件を提示したりすることが禁止されています。就職後の待遇についても同様に、賃金や福利厚生などの待遇について不当な差別的扱いをしてはならないと定められています。
障害者雇用率制度(法定雇用率)
民間企業、国や地方公共団体などの事業主に対し、雇用する労働者のうち障がいのある方の割合が一定の率以上で雇用するよう義務づけた制度です。
この一定の率は「法定雇用率」といい、法定雇用率は原則5年ごとに見直されることになっており、2025年の法定雇用率では民間企業に対しては2.5%、国や地方公共団体に対しては3.0%となり、その後も段階的に引き上げられます。
合理的配慮の提供義務
事業主に対しては、雇用する障がいのある方に対する「合理的配慮」の提供義務が定められています。
障害者雇用促進法に定められている合理的配慮とは、事業主が雇用する障がいのある方へ、障がいの特性に配慮した処置を義務付けたものになります。
背景の画像。紙すき工房製品のオレンジ色のカラフルな柄のデザインの製品
背景の画像。賞状、名刺、便箋、紙で作成したファイルなどが並んでいる
紙すきの後は、断裁→印刷→加工と各工程の多くを紙すき工房で行います。特に加工は、折りやのりづけをはじめ、ひとつずつ手作業で行っています。
私達の製品素材の紙には次の3つの特長があります。
SDG'sを体現した、また大量生産品とは違う味を生かしています
背景の画像。紙すき工房製品のメニュー表、コースターが並んでいる
背景の画像。イベント会場で子供に紙すきを教えている
民間企業と提携し、お客様に合った紙すきイベントを実施しています。また、公共団体主催のイベントに於いてはSDG'sや様々な観点から協力して活動しています。
ご希望の人数、時間に合わせ様々な規模で実施できます。
基本的に紙づくりは30分、3歳のお子様から可能です。
またイベントの主旨により、環境保護アピールであったり、ものづくり促進であったり、企業PRであったり、ポイントに合わせて行います。
企業様主催の場合は、企業活動の過程で要らなくなった物、廃棄処分にまわす物を混ぜて紙漉きすることにより、企業PRと環境保護をあわせて実現することができます。
公共団体様に於いては、SDG'sの観点、また障がい者雇用の観点からイベント採用をして頂いています。
背景の画像。イベント会場でカラフルな色がついた紙すき枠のアップ
私たちはこれからも
多くの事に
チャレンジしていきます
New encounters born from paper